メガネを使い分けしてはいけない、使い分けするべきと正反対の意見があることが多いのですが、今回はメガネの使い分けについてどのようにしていくと視力や眼が疲れることを緩和できるのかについて解説をしていきます。
メガネの使い分けと度数
メガネを1つのものでずっとかけているという人は多いのではないでしょうか?
特に若い人、あるいは最近老眼鏡で人生初のメガネにしたという場合には多いと思います。
20代ごろの若い人だとこれでも良いかもしれませんが(とはいえスマホの登場でその状況は近年劇的に変化していますが・・・)、本当は正しくない方法といえます。
メガネは特定の度数を設定、その設定された距離を見やすく視力矯正するものです。
- 遠距離
- 中距離
- 近距離
というような感じです。
たとえば近視という場合に遠距離がよく見えて運転をしても危険のないような度数に設定することとなります。
しかしそのレンズだと近距離の読書、スマホ、パソコン、書類を見るという点では度がきつすぎるレンズとなるわけです。
当然眼の疲労につながりやすく、長時間そのような状態が続くと眼精疲労やピント調節機能がおかしくなることもあるわけです。
最近スマホの登場で若年性(20代後半)の老眼が多くなっていますが、これはスマホで近距離にピントを合わせすぎということともに、メガネの度数の問題もあるといえます。
参照
メガネの使い分けは視力や疲れるとどのように関係する?
さて使い分けと視力との関係ですが、勘の良い方だともうわかるかもしれませんが、
- 使い分けはむしろするべき
- ただし度数で想定していないような距離を見ることに使うのは避けるべき
ということです。
使い分けで視力が落ちたり、眼が疲れるというのはその度数が使用用途に合っていないということが原因です。
たとえば度数の弱いメガネで運転すれば自然と眼を細めるようになりますが、無理にピントを調節しようとするわけで眼に負担となります。
この場合には動体視力に影響が出るともいわれています。
逆に度の強い遠距離用のメガネでスマホをすればやはり眼により過度な負担となるということです。
要は遠距離、中距離、近距離にせよ、よく見る距離を見るためのレンズにしてメリハリをつけたメガネレンズにしなさいということです。
良いメガネ屋の条件と使い分け
眼が疲れるメガネの1つの安い格安メガネをかけている人も多いです。
格安店はマニュアル通りに視力検査をしてレンズを合わせます。
アルバイトが視力検査をしているところもあるようですが、メガネの本当の重要な点というのは使い分け、あるいは使用用途に合った度数やフレームにするということです。
そのため良いメガネ屋の条件というのは
- 視力検査を機械的にするのでなく必ず使用用途を質問してくる
- フィッティングや加工技術があって使用用途に応じて疲れにくいメガネやフレームにすること
ということです。
フィッティングは言葉にすると大したことでないようにも思いますが、実は奥が非常に深く、何年も技術習得にかかるものでもあります。
フィッティング1つで疲れやすさやかけ心地を左右するといっても良いくらいで、眼の焦点と合う合わないで眼精疲労や気持ち悪くならないなど広範囲に影響してくるのです。
参照
「格安メガネ店が危険な理由!検眼からフィッティングまでのメガネ作成の違い」
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薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
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