眼では
- 近視
- 乱視
- 遠視
- 老眼
などいくつかの現象がありますが、近視や乱視というのは多くの人がイメージとして明確なものを持っていると思います。
しかし遠視と乱視とは似ているので混同している人も多いようです。
また遠視と老眼とは同じと考えている人もいるのですが、実はそうではなくまた別の現象といえます。
今回は遠視と老眼との違いについて説明をしていきます。
遠視の定義
遠視とは簡単にいえば近視の逆の現象です。
つまり網膜の後ろで焦点を結んでしまう状態です。
幼児で遠視という場合も多いのですが、この理由としては
「まだ眼球が成長していないので屈折率に対して眼の大きさがついていっていないため」
となります。
そのため通常は成長していき、眼球が大きくなるに従って遠視は改善されることになります。
遠視と老眼との違い
では遠視と老眼とがどう違うのかについて説明をします。
遠視
- 子供に出ることが多い現象である
- 近くが見えにくいとともに、遠くも調整力が不足していると見えにくいこともある
老眼
- 中年期以降(40~50歳程度)に出てくることが多い現象である
- 近くが見えにくくなるだけで、近視等でなければ遠くはまったく問題なく見える
このように遠視と老眼とはまた別の現象であることがわかると思います。
近くが見えにくいということは共通しているかもしれませんが、遠くを見るということについてはまったく別の特徴が出ているということが違うのです。
参照
遠視で選ぶべきメガネとは?
遠視は一般的に眼が疲れる人が多いと思います。
そのため
- 軽いメガネ
- 柔らかいフレーム
などが適しているといえます。
外出用で作る場合にはカラーレンズで光線を弱さを緩和するという方法もあります。
子供は全員が遠視?
成長過程において特に意識しなかった人も多いかもしれません。
ちなみに私も意識はないのですが、基本的に幼児は全員が遠視のときがあるといわれています。
これは上記のように幼児の眼球が成長過程であり、小さいということが理由です。
平均的には6歳ころまで眼球が成長するので、このあたりには遠視が解消されることが多いといわれています。
遠視の状態がきついと眼が疲労するといわれています。
親が遠視の経験がなければ子供の遠視を見逃す場合もありえますが、遠視で正常に見えないと脳の発達が遅れるという場合も指摘されています。
- 勉強中、スポーツなどでの子供の様子
- 眼科医による検診
などで子供の眼の状態は把握していくようにしましょう。
学校では健康診断で眼の検査もたしかにあります。
しかしこれは基本的に遠くの視力を計るものがほとんどで、近くの視力を検査されることはあまりありません。
そのため健康診断が正常でも遠視ではないとはいえないので、親の観察力が最優先で重要となってきます。
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