視力検査を受けたときに乱視を指摘されることがあります。
近視、遠視であるとともにこの乱視も合わせて指摘されることもありますが、乱視も近視や遠視と同様に屈折異常の1つとなります。
乱視の原因とは
「角膜や水晶体に歪みがあってどこにも焦点を結ばない状態」
となります。
視界がぼやける、ゆがむ、二重に見えるというような特徴があります。
2つの乱視のパターン
乱視といっても2つのパターンがあります。
- 先天性
- 後天性
このうち先天性のものは防ぐ方法は今のところはないようですが、後天性は角膜や水晶体の疾患によってかかる場合があります。
乱視での体の変調
乱視は近視や遠視と平行して起こる場合でなければ
- 眼の奥が痛くなる
- 首や肩が凝る
- 吐き気がする
などというような変調をきたす場合もあります。
これは乱視によって映像が正確に映らないことが原因とされます。
メガネで視力矯正できない乱視もある?
乱視でも通常の程度であればメガネで視力矯正はできる場合があります。
しかし乱視の程度がきついとメガネだけで矯正しきれないという場合もあります。
たとえば円錐角膜というような不正乱視の場合です。
運転免許の更新もできないということで生活に困ることもあるかもしれませんが、この場合には
- 警察本部の運転免許試験場で免許更新を行う
- 免許更新前に眼科医に相談する
というような方法で対応できることがあります。
運転免許センターの視力検査ではなく、警察本部で受けると視能訓練士がきつい乱視の障害を持っている人に個別対応するようなシステムとなっています。
参照
不正乱視の場合にはメガネでは視力矯正できない場合もありますが、その場合には眼科医に相談しハードコンタクトも検討したいところです。
乱視のメガネを作るときには注意するべきこと
上記のようにやや語弊はあるかもしれませんが、近視や遠視などと違って単純なレンズを作ることで矯正できないのが乱視です。
そのため乱視用メガネとは
- 完全で高い技術のフィッティングを必要とする
- 縦、横、斜めでレンズの厚みが異なる複雑なレンズを作らないといけない
- 度数によって微妙な技術や判断を必要とする
というようなメガネ屋の技術や経験が必要となります。
そのため乱視が入っている場合には格安メガネ店でなく技術やアフターケアのしっかりとしたところで購入したいところです。
乱視でまずいえるべきは「軽いメガネをかけるべき」ということです。
重いメガネを選択する人もいますが、体調に影響しやすいのが乱視の特徴でもあります。
参照
「ここまで違う!メガネ屋による購入後の無料と有料メンテナンスや修理」
乱視メガネで頭痛、酔いを感じる
上記のように乱視メガネの作成は近視などとは違って単純ではありません。
メガネ屋の技術が非常に問われるレンズが必要となります。
よくネットでも乱視用メガネをかけて頭痛、酔い、気持ちが悪くなるというような症状を訴える人もいます。
この原因はいくつか考えられますし、個人ごとにも状態は違うので断定はできませんが、乱視用メガネをフィットしたものを作れていないという可能性もあります。
乱視用メガネは格安。激安メガネでなくちゃんとした店員のいる店にしていきましょう。
1つの基準としては以下のページでも説明していますが、認定眼鏡士のいる店でメガネを選ぶという方法になります。
参照
乱視メガネで目が小さくなる?
特に年頃の人だとメガネで目が小さく見えてしまうということは死活問題だと思います。
一般に近視用メガネだと眼が小さく見えてしまうというところがありますが、乱視用メガネ単独ですと目が小さく見えてしまうということはありません。
ただ近視で乱視も入っているという場合には目が小さく見えてしまうということがあります。
このデメリットを解消するにはレンズの大きさ、眼とメガネとの距離などを工夫することでいくらかは解消できます。
詳しくは以下のページで解説をしています。
参照
乱視メガネと薄型レンズ
乱視レンズの場合には横から見て分厚いレンズとなってしまって恰好悪いと悩んでいる人も多いかと思います。
しかし最近は薄型レンズも開発されていて、案外薄いレンズでも乱視対応ができる場合もあります。
もちろん乱視の度によっては薄型にならない場合もありえますが、横からの見た目が気になる場合にはレンズ代が3000円程度など高くはなりますが薄型レンズも検討してみて欲しいと思います。
<スポンサード リンク>売上本数No.1のJINS。
薄いレンズも追加料金0円で、個性的なデザインも多く、似合うメガネが見つかります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓